儲けのカラクリ>仕入れ値1匹140円! ブランド名で儲けるテクニック。

地方の名品・名産をインタ−ネツトで取り寄せるものがある。
これを扱う販売店は笑いが止まらないらしい…
もともとは利益率の良い商売だが、最近のブ−ムでブランド料が価格に反映されて、
売上・利益ともかなり上昇しています。

たとえば、ある販売店が都内の料亭に卸している名産地の鮭などは、地元の業者からの
仕入れは1匹140円位でこれを8〜10匹入りに加工して梱包する。
配送料を含めても原価は2,000円ほどだ。
これを料亭に卸すときは6,000円ほどになり、料亭で調理され客に1匹む1,200円前後で
だされている。ここまで利益を大きく乗せても売れるのは、期間限定の商品であることと、
名産地でとれたブランド力だろう。定価がないので卸し先によって値段を決めている販売
店もあるらしい…

また、食品業者が製造したものを販売店が仕入れ、自社のパッケ−ジや包装紙に変えて販
売する「取り売り」も、かなり利益率の高い商売です。
まつたけ釜飯のもとなど、200円位で仕入れたものが、箱を変えただけで700円位になる。
これだと自社で生産過程を持たなくともよいので、利益幅は大きくなる。
食品特有の破棄するロスを見越した、実に粗利のよい商売なのです。